反日行為に天罰は下るのか? ③
前日の続きで、今日は平安時代の怨霊事件などを書いてみます。
そもそも、平安京は怨霊事件が元となって造られた都です。
桓武天皇は平城京から長岡京に遷都しましたが、早良親王の祟りを恐れ、十年あまりで長岡京を諦め、平安京へと都を移しています。
この時は、桓武天皇の周囲の人物が次々と亡くなり、陰陽師に占わせたところ、早良親王の祟りであるという結果が出たため、早良親王の墓に僧を派遣し供養したが治まらなかったため、平安京遷都の後、早良親王に「崇道天皇」という称号を贈り、神として祀ったそうです。
菅原道真は学問の神、天神さまとして太宰府天満宮他、全国の天満宮に神として祀られていますが、道真の死去後数年のうちに、道真を追い落とした中心人物の藤原時平のみならず、醍醐天皇と皇后(時平の妹)の間に生まれた保明親王、保明親王と時平の娘の子である慶頼王、さらには醍醐天皇までもが亡くなり、また、清涼殿に雷が落ちて、名のある貴族二人が即死という事件も起きたそうです。
こうしたことが次々と起こったため、菅原道真を神として祀って怒りを鎮めようとしました。
平安時代の怨霊といえば、平将門も有名です。
ここでは、近代以降の将門の祟りについて書きます。
東京大手門に将門の首塚があります。
1923年(大正12年)、ここに当時の大蔵省が仮庁舎を建てたところ、当時の大蔵大臣以下関係者10名が次々と急死したそうです。
さらには戦後、占領軍GHQが首塚周辺を整地しようとしたところ、工事用ブルドーザーが横転し、死傷者が発生、工事が中止になったそうです。
これが祟りによるものなのか、ただの偶然かはわかりませんが、この構図はメディアが新聞なり、テレビなりを使って反日行為を行い、日本や日本人、あるいは神さまの名誉を著しく汚しているのと変わらないと思うんですよね。
直接、史跡を傷つけたか、間接的に名誉を汚したかの違いだけで。
最後に、崇徳上皇について書こうと思います。
事件が起きた経緯と、どのような祟りが起きたかはここでは省きます。
平安からはるか時を経た明治維新において、明治天皇は讃岐(今の香川県)の崇徳上皇の霊を京都に呼び戻し、神として祀ることによって祟りを鎮めるだけでなく、皇室および日本の守り神にしようとなさいました。
こうしてみると、明治天皇は崇徳上皇の祟りを、恐れていた、恐れていたということはあると考えていらした、ということになります。
ちなみにですが、ペンギンは以前京都に行った際、たまたま別の目的地に行くつもりでバス停を降りたところ、目の前に神社がありました。
それが崇徳上皇を祀っている白峰神社で、驚いたことがあります(もちろん参拝しました)。
こうして見てみると、日本という国は、呪術国家ともいえるのではないかと思います。
卑弥呼も呪術を用いて邪馬台国を統治していたわけですし。
あと、平安時代に起きた事件から言えることは、祟りは必ずしも関わった当事者だけでなく、事件とは何の関係も無い親族にも及んでいるということです。
こうしたことを知っていれば、従軍慰安婦なり、南京大虐殺なり、靖国問題などをでっち上げて、日本を貶めようなどとは、恐ろしくて考えもしないのではないでしょうか。
そういえば靖國神社って神社なので、御神体として祀られてる英霊の方々というのは、いわば神様なんですよね。
国のために命を捧げた方々が御神体なわけで、日本に居ながら中国なり韓国に利するために、日本や靖國神社を貶めようとするって、本当に罰当たりだと思うんですよ。
戦後長きにわたって教育界を牛耳ってきた日教組(戦後共産主義者たちは教育界に逃げ込んだ)は、日本人に民族としての誇りを持たせないように努めてきたそうです。
ひょっとすると、こうした行いも神さまから見れば処罰の対象になるのかもしれません。
本当のところどうなのかはわかりませんが。
ところで、今回挙げた人物で菅原道真、平将門、崇徳上皇は日本3大怨霊とも呼ばれているそうです。
菅原道真、崇徳上皇に関しては書く予定は無いのですが、平将門については物語の中に登場させる予定でいます。
こちらの記事で、
これは霊障なのか?⑧平将門を物語に登場させるかを占った
書いてもいい(というか書くべし)という結果が出たのですが、さすがに怖いですね。
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